その時のメモです。
やりかた
会場は秋葉原にある富士ソフトさんのセミナールームで、席に電源と有線LANの口があって非常にVIPな会場となっております。中継に使った機材は以下の通りです。
- DVカメラ(Panasonic NV-GS300)
- MacBook Pro 13インチ
- 安物の三脚
なんていうか、リストにする程でもないですねw
DVは既に廃盤のもので、ハードディスクに記録するタイプではなく、DVテープのタイプです。ほとんど使っていなくて勿体ないなぁ、と思っていたものを引っ張りだしました。ただ、これには2つの落とし穴がありました・・
- 本体と電源アダプターを繋ぐDCコードが紛失。バッテリーはそれほどへたっていなかったし、テープを回す訳じゃないので二時間は持つだろうと判断。でも、かりにダメになった時の為に、現場でUSBカメラをお借りしました。(その節はどうもありがとうございます!)冗長化重要!!
- FireWireケーブルのピンの数が合わなくて苦労しました。カメラ側は4pin、Mac側は9pin(FireWire800)で、持っているケーブルが9pin-6pinと6pin-4pinという意味不明な状態でして、6pin-6pinのメス-メスアダプタなんか無いかな?とアキバの電気屋をうろつきましたが見つからず、結局6pin-4pinの変換アダプタをかませる事でなんとかなりました。
我ながらひどいですね(汗
配信に使ったソフトウェア
事前にいくつかサイトを見て、結局UStream Producerが一番お手軽そう、という事でこれにしました。有償のPro版ですと、カメラが複数台使えるので、画質の良いDVでスクリーンを撮影しつつ、USBカメラで話者の表情をPicture in Pictureで捉える、みたいなカッコいい事が出来ますが、なにぶん初めての配信だし、円高とはいえ$199はちょっとなーw みたいな事で素直にフリー版を使いました。
一点工夫した事は、本番が始まる前は事前に作っておいたタイトル画像とアジェンダを静止画で映しておいて、始まったらDVに切り替えました。そんなもんです。私にできる事は(笑)
心配だったのは音声でしたが、会場のPAがちゃんとしているので音の伝わりがよく、DVのしょぼいマイクでも問題なかったようです。念のためモニター用にこれまた安物のヘッドフォンを持っていったのですが、予想通り現場の音とモニターの音がごっちゃに聞こえてしまってほとんど意味をなさなかったですね(笑)
Producerの使い方は本当に簡単です。DVを繋ぐと自動で認識されますので、入力をセレクトしてやるだけです。録画をしておく場合は、右下のRecordボタンを押すと、UStream側にアーカイブされます。
今後の課題
という訳で、ひとまず配信するだけならすごく簡単に出来る事が解りました。まぁ、会場は有線LANがあって、かつ音も良かったという点で非常に助かったのですが、逆にネットワークが弱くて音が拾いにくい環境だと結構辛いかもしれません。反省点としては、やっぱり三脚は安物じゃダメだと言う事(苦笑)。カメラをパンさせるときにぎこちない動きになってしまいますし、カメラの角度が微妙に斜めになった時に直すのが大変です。(というか直らなかった)
その他、カメラの設置場所は大問題です。DVはズームが効くので会場の一番後ろの席を陣取った事は問題なかったのですが、位置が低くて前に座ってらっしゃる方の頭が映り込んでしまいました。
例えば、プレゼンが終わり質問タイムに入った時、話している人をズームしたい訳ですが、どうにも位置が低く、三脚ごと持ち上げて撮影していました(滝汗)次回の課題ですね・・
本当は固定カメラと移動カメラで切り替えたいのですが、そうすると有償版にアップグレードして、カメラも買って、マイクも・・なんて事になりかねないので非常に危険です(笑)
ちなみにJAWS-UGの勉強会参加は3回目で、うち2回は発表する側でしたから今回はゆっくり話を聞けるかな?と思ったけど大間違いでした(笑)
ともあれ、世に言うダダ漏れは非常に楽しい事が解りました。ハマりそうな予感・・