コードを書くのはもっぱらIDEやGUIのエディタなので、nanoを利用するのは、サーバー上の設定ファイルを書き換えたりするくらいです。
でも、そうはいっても、何も設定していないデフォルトの状態で作業するのも結構な苦行ですし、複雑な設定ファイルだとテキストの色づけが欲しくなってきます。
nanorcについて
nanoの初期設定は/etc/nanorcあたりに入っていると思いますが、自分自身の設定を作りたい場合、ホームディレクトリに.nanorcを置けば良い事になっています。(設定の内容は試験運用中なLinux備忘録 nanoの設定に解りやすく書かれています。)色づけに関しては、デフォルトでいくつかサンプルが入っている場合も多いのですが、正直言って足りません。だからといって、自分で書くのはしんどいので避けたい所ですが、みんな大好きGoogle Codeに大量のnanorcを発見しました。今回ありがたく使わせてもらったので、その作業をメモっておきます。(置いてくれた人どうもありがとう、ってここで叫んでも気がつかないか。)
nanosyntax - Project Hosting on Google Code
nanorcを取り込む
単純に欲しいnanorcをダウンロードして、それを~/.nanorcにincludeしてやれば良いだけです。たとえば、Ruby用のnanorcを~/.nanorc.d/に保存した時はinclude "~/.nanorc.d/ruby.nanorc"
と~/.nanorcに書いてあげれば、Rubyのファイルを編集するときこのように幸せになれます。
nanosyntax - Project Hosting on Google Codeには大量のnanorcがあるので、基本的には必要なものだけを取り込むべきでしょうけど、いちいち見極めるのも面倒なので、こんなスクリプトを書きました。これで一発でダウンロードと設定が完了します。
cd ~ mkdir .nanorc.d wget -A nanorc -l 1 -r -nd -np -P .nanorc.d http://nanosyntax.googlecode.com/svn/trunk/syntax-nanorc/ # エラーになるファイルを除外 rm ~/.nanorc.d/aptsrclist.nanorc rm ~/.nanorc.d/sources_list.nanorc rm ~/.nanorc.d/etcportage.nanorc ls -1 .nanorc.d | sed -e 's|.*|include "~\/.nanorc.d/&"|' > .nanorc
エラーになるファイルを除外とありますが、これは自分の環境(Ubuntu Server 9.10)で問題になったものです。
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